
鳥山の下で激しくナブラ立つ海面。相模湾が騒がしい。この喧騒(けんそう)を巻き起こしているのは、キハダマグロだ。
近年、暖かい海を回遊していた大きなキハダが湾内へ入って来るようになった。
それを知った釣り師がこぞって押し寄せ、今やこの海は、遊漁船犇(ひし)めくホットスポットと化している。
マグロ狙いはルアーが主流だが、コマセのエサ釣りも人気が高い。
その醍醐味を紹介してくれるのは、横浜市にある釣具店の名物店長、石田守弘さん。
相模湾での豪快なマグロゲームに魅了された釣り人だ。
都市圏からほど近い海で、30キロオーバーのキハダが釣れる。
身近な場所で味わえる最大級のファイトに酔いしれよう。
放送日 2014年9月27日
○タックル
ミヨシの竿:2.1mマグロロッド/竿②:1.75mマグロロッド
リール:大型電動リール
道糸:PE-10号/リーダー:ナイロン50号10m
ハリス:24号4.5m/コマセカゴ:80号
ハリ:閂青物15号
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千葉県・房総半島南端の洲崎(すのさき)から続く、外房と呼ばれる太平洋に面するエリアは、冬でも比較的温暖な気候で知られる。
房総半島の東部に位置するいすみ市大原は丘陵から海にのぞむ漁業の町だ。
この大原の港で親から子へとバトンを渡し、4代続く老舗の釣り宿が新幸丸。
マダイへのこだわりを代々受け継いで来た。
大船長は外房の海を知りつくす山口雄幸(ゆうこう)さん、74歳。
『ひとつテンヤ』はライトタックルを使ってマダイの強い引きを直に楽しむスタイル。オモリと針を一体化させて、ゲーム性を高めている。
親子三代にわたって、こだわる、ひとつテンヤのマダイ釣り。
千葉県、外房の海で進化した、その神髄に迫る。
放送日 2014年4月19日
○タックル
ロッド:2.3m新幸丸オリジナル
リール:中型スピニングリール
道糸:PE0.8号
リーダー:フロロ2.5号
カブラ:8号
フック:尖鋭カブラX
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東北の人々から希望の光を奪い去った大震災から三年。
遅々として進まない国の復興事業をよそに、東北の港町は、力強く歩き出していた。
塩竃港では、震災の三カ月後に遊漁船も復活していたという。
かつての豊かな海は戻っているのか。
狙いはカレイ。釣り(つ )味(あじ)も食味(しょくみ)も抜群の底物(そこもの)。今は乗(の)っ込みで、様々な種類が釣れる。
釣行の案内人は、菅原正さん。岩手県一関市在住の大工さんで、東北屈指の船釣り師だ。
初日に、菅原さんはカレイのみで五目という目標を掲げた。
釣果は4種類。惜しくも五目達成はならなかったが、東北の海が元気を取り戻していることを証明した。
みちのくカレイ釣行二日目。カレイの3枚掛けに挑む菅原さん。
最終目標は100枚。名手の腕前に期待しよう。
放送日 2014年2月8日
○タックル
竿: 1.65mカレイ専用ロッド
リール:小型両軸リール
オモリ: 40号
道糸:PE1.5号
フック:剣剛カレイ 12号

今回の夢釣行は未曾有(みぞう)の大災害から間もなく三年を迎える宮城県の港を訪れる。
そこには国復興が進まないなか、持前の粘りで立ち上がろうとしている
東北人たちが居る。塩竈港は他の地区に比べて津波の影響が少なかったこともあり、
震災の三カ月後には漁業と共に遊漁船も復活していた。
甚大(じんだい)な被害を受けた閖上(ゆりあげ)港でさえ、一年後には半数近くの釣り船が営業を
再開したのだという。
狙いはカレイ。誘って喰わせる釣りの面白さだけでなく、料理のバリュエーションも豊富な人気のターゲット。
この釣りの魅力を伝えるのは菅原正さん。岩手県一関市(いちのせきし)在住の大工さんで、
東北を代表する船釣り師だ。
一月は大物が期待できる乗っ込みの時期。寒風吹きすさぶ海で、菅原さんはどんな釣りを見せてくれるだろうか。
放送日 2014年2月1日
○タックル
竿: 1.65mカレイ専用ロッド
リール:小型両軸リール
オモリ: 40号
道糸:PE1.5号
フック:剣剛カレイ 13号

船釣りのカリスマ、永井裕策。半世紀もの長きにわたり、魚を追い続けてきた。
その情熱は、独自の工夫を施したコマセカゴを編み出すという形で結実。
釣りに革命を起こした。人は彼をマダイの永井と呼ぶ。
今回の舞台は南半球、ニュージーランド北島。生き物が沸き立つ豊穣の海。
永井名人が目指しているのは、10キロ超えの超大物マダイ。
3日間のマダイ釣行は初日を終え、2匹をゲット。いずれも3キロ台。
美しい魚体だったが目標には届かなかった。
ニュージーランド釣行は残すところ2日。果たして名人の夢は叶うのか?
○タックル
竿: 真鯛用80×250
リール: 中型電動リール
道糸: PE 3号
リーダー:フロロ8号
針: オールパーパスベイトフック 10号
放送日 2014年18日
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沖釣りの巨匠、永井裕策。飽くなき探求心を持ってこのジャンルに革新をもたらした男だ。
その名を広く世に知らしめるきっかけの一つが、独自の工夫を加えたコマセカゴの開発。
船の上が似合うカリスマは、この釣りをさらなるステージへと引き上げた功労者でもある。半世紀もの間、マダイと過ごしてきた永井さん。
今回の舞台は南半球、ニュージーランド。生き物が沸き立つ豊穣の海。
永井名人が目指しているのは、10キロ超えの超大物マダイ。
名人の夢は叶うのか?挑戦の行方を追う。
放送日 2014年1月11日
○タックル
竿: 真鯛用80×250
リール: 中型電動リール
道糸: PE 3号
リーダー:フロロ8号
針: オールパーパスベイトフック #10

秋の陽を照り返す海面を騒がせているのは…アオリイカ。
エギを投入するたびに、見事なサイズが上がって来る。まさに入れ食い状態。
海の恵みを堪能するのは安田明彦さん。関西の釣り人で知らぬ人の無い有名人だ。
爆釣劇の舞台は、瀬戸内・明石海峡。激しい潮が複雑に入り組む海上交通の難所は、美味しい海の幸がたくさん獲れる豊かな漁場。釣り天国だ。
釣ってよし食べてよし。今回は西の沖釣り名人が明石海峡でハマチとアオリイカを
狙う。
○タックル(のませ)
竿: 2.3Mオリジナルロッド(のませ調子)
リール: 400番クラス電動
道糸: PE2号
ハリス: ザイト・フロロ4号
針: 伊勢尼12号
○タックル(アオリ 中オモリ)
竿: 1.9M H
リール: 小型両軸リール300番
道糸:PE 1号
中オモリ:30号
ハリス・リーダー:ザイト・フロロ3号
○タックル(アオリ 胴突き)
竿: 1.9M H
リール: 小型両軸リール300番
道糸:PE 1号
ハリス・リーダー:ザイト・フロロ3号
幹糸:ザイト・フロロ4号
オモリ:30号
放送日 2013年11月30日
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初日のファーストヒットで見事400キロオーバーの黒マグロを釣り上げた
自称、世界一忙しい釣り具屋のオヤジ、村田基。
2日目。持っている男が、また掛ける。壮絶なファイトが再び始まった。
今度の勝負、勝つのは人か、マグロか?
さらに今回の釣行に村田さんは、スピニングリールを持参。
巨大マグロのパワーを考えれば常識破りのチャレンジなのだが…
果たして、この試み、ビッグツナに通用するのか?
<使用タックル①>
ロッド:ツナ用ロッド
リール:Baitトローリング用
フック:スーパームツ45
ライン:180lbダグロン系
リーダー:200lb
<使用タックル②>
ロッド:7.9フィートソルトルアーロッド
リール:スピニング30000番クラス
フック:スーパームツ45
ライン:PE15lb Special Order 180lb相当
リーダー:200lb
放送日 2013年11月09日
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今回、カナダ・東海岸プリンス・エドワード島の近海でビッグファイトを
繰り広げるのは、自称『世界一忙しい釣り具屋のオヤジ』村田基(むらたはじめ)さん。
相手は300キロを優に超える巨大な黒マグロ。
拠点となるのは島の東端に位置するノースレイクハーバー。
ビッグゲームを求めて、世界中から腕自慢が集まる港として知られ、
ゲームフィッシングの船だけでも、なんと32隻がひしめくマグロ銀座だ。
プリンス・エドワード島の周りは浅瀬だが、ニシンやサバを追って
大きなマグロが入る。
開始早々、村田さんの竿に当たりが来た。想像以上の強烈な引き。
ファイトの制限時間は60分。
巨大マグロとの一騎打ち。勝つのは、人か、マグロか?
<使用タックル>
ロッド:ツナ用ロッド
リール:Baitトローリング用
フック:スーパームツ45
ライン:180lbダグロン系
リーダー:200lb
放送日 2013年11月02日
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