深山幽谷。暁の時を映す熊野川は厳かな気に包まれて…金色に輝く紀伊半島の名河川では秋、産卵の為、鮎が川を下る。その「落ち鮎」を求め海からシーバスが遡上してくる。
河口から10キロ余り…食い気たっぷりのランカーサイズに挑むのはルアーメーカーに勤務する岩本佳之さん。広報の責任者として、忙しい日々を送る傍ら、フィールドを駆け巡り、ルアーフィッシングで大物を手にしてきた。とりわけ、シーバスには格別な思い入れがある。勝負の鍵を握るのは「落ち鮎」の行方。魚の動きを忠実に再現したビッグベイトのS字アクションでシーバスに迫りゆく。
■タックル
ロッド:ビッグベイト用ロッド 7ft6in
リール:中型ベイトリール
メインライン:PE 2.5号
リーダー:フロロ 30lb
ルアー:ビッグベイト 180mm
フック:ST-46 #1/#2
■放送日 2023年11月25日
■取材場所 和歌山県熊野川
沖縄本島から南西に400キロあまり。亜熱帯の深い緑に包まれた八重山列島・石垣島を彩るコバルトブルーの海。珊瑚礁が織りなす野生香る楽園でサップボードに跨り、パドルを漕ぐのは久保清照さん。5年前、生まれ育った神戸を離れ、石垣島に移り住んだ。島のマリンショップで経験値を高め…満を持して、今年3月にガイド業を始める。
夢のとば口に立つ息子をサポートする福田信也さんは、シーバスや青物をターゲットとした、アピール度の高いラメカラーのプラグに拘るルアービルダー。テストで通い詰めた馴染み深い島に息子の挑戦を機に移住を決断した。
自然との一体感を満喫できる珊瑚礁でのサップフィッシング。石垣島に魅せられた親子のスローライフ…手探りの船出なれど視界良好だ。
■放送日 2023年11月4日
■取材協力 DSF石垣島様
この時期特有のスモールベイトに近年回遊が多くなったマイワシベイトが攻略必須となった今旅。秋とは違い豪快なバイトはなく、吸い込み系の弱バイトやマイワシパターン特有の水中喰いを、フック選択で見事攻略。
オーナーばり企画営業部 藤岡裕樹が、これからの春シーズンに皆さまの参考になるよう解説しています。ぜひご覧ください。
■タックル
ライン:PE6号、8号、10号
リーダー:120lb. 150lb.
ルアー:210mm、170mm
フック:ジガーミディアムショートチェイサー7/0
ルアー:240mm
フック:STX60(プロト)3/0
STX68 4/0
■撮影協力
山口県沖/寛漁丸様
4/6 OAフィッシングトリップの動画です。
フィッシングトリップ RCC中国放送 毎週土曜日 5時00分~5時30分放送 https://fishingtrip.jp/
静岡県の南西部に横たわる広大な水辺、浜名湖。1498年の大地震により遠州灘に面した側が決壊した湖には豊富なエサを求めて、海から多種多様な魚が入ってくる。
シャローフラットと呼ばれる底の平らな浅場に立ち込み黒鯛のサイトフィッシングに挑むのは、アジングの名手、渡邉長士さん。「釣れる魚は釣れるときに釣る」を座右の銘に、四季折々、全国を釣り歩く。水深30センチ。湖面に突き出た黒鯛の尾ビレのテーリングを目印にワームを躍らせ、底を這うように泳がせる。妙味際立つ極浅のサイトフィッシングを堪能する。
■放送日 2023年10月28日
■タックル
ロッド:アジングロッド 7.11ft
リール:小型スピニングリール
メインライン:マイクロゲームPEハイライト 0.2号
リーダー:ザイト・磯フロロ 1.25号
スナップ:剛力スナップ 1.5号
ジグヘッド:湾岸プロヘッド 1g
ワーム:リバーシブルクロー2.2 グリパンチャート
■取材場所 静岡県 浜名湖
オーナーばりwebsite http://www.owner.co.jp
酷暑の夏もようやく落ち着き、陽射し柔らかな海に船を浮かべ釣り興じる。舞台は伊豆半島の東岸。緑深き天城の養分が注ぐ豊かな近海には多種多様な魚が生息している。
絶好の釣り日和。岩場に潜むアカハタ、オオモンハタを誘うのは梅原朋也さん。伊豆に生まれ、釣具店に勤務した15年の経験を活かし、地元の豊穣を発信するネイチャーガイドを生業としている。子供の頃から親しんだフィールドの素晴らしさを伝えていきたい。自然に寄り添い、野性を呼び覚ます。伊豆半島のワイルドライフは興趣に満ち満ちて…
■放送日 2023年10月21日
■タックル
ロッド:ハタ用スピニングロッド 7ft
リール:中型スピニングリール
メインライン:PE 1号
リーダー:フロロ 30lb
スナップ:剛力スナップ 1.5号
ジグヘッド:静ヘッド 36g
ワーム:シャッド系 4インチ
■取材場所 伊豆半島 東伊豆
奥秩父、甲武信岳に端を発し信州佐久を流れゆく千曲川は新潟で信濃川と名を変え、日本海に注ぐ。全長367キロを誇る日本一長い川の岸辺から狙うのはシーバス。ベイトを追って、時には河口から数十キロも遡ると云う…アングラー垂涎のゲームフィッシュ、シーバスと対峙するのは四柳勲さん。新潟市の釣具店に勤める傍ら、浪漫溢れるリバー・シーバスに想いを馳せる。旺盛な探究心もあって数々の大物を仕留めてきた。
炎天下…難度マックスのデイゲーム。新潟の大河川に難敵シーバスを求めて…降り注ぐ陽光に煌めく銀鱗は格別この上ない。
■放送日 2023年9月17日
■タックル
ロッド:シーバス用ロッド 8ft6in
リール:小型スピニングリール
メインライン:PE 1号
リーダー:ザイト・磯フロロ 5号
ルアー:シャロー系ミノー 100mmほか
フック:STX-45ZN #6ほか
■取材場所 新潟県 阿賀野川・信濃川
オーナーばりwebsite http://www.owner.co.jp
鹿児島県に属する薩南諸島中部、トカラ列島。南北およそ160キロに浮かぶ島々を取り巻く海域は黒潮のメインストリーム。豊富な小魚を追って、多種多様な大型魚が回遊してくる。ビッグゲームの予感に胸高鳴らせ、豊穣のフィールドへ。
開発に携わったジグを引っ提げ大魚に挑むのは上原和彦さん。佐賀市で看護師として働く心優しき九州男児だ。カンパチ、イソマグロ。そして…大本命GTをフカセ釣りでゲット。大漁に沸き立つ友との夏休みを心ゆくまで満喫する。
■放送日 2023年9月3日
■タックル
ロッド:ヒラマサジギングロッド 6ft6in
リール:中型スピニングリール HG
メインライン:PE 4号
リーダー:フロロ 77lb
ジグ:210g
フック:ジガーミディアムブルーチェイサー 9/0
■取材協力 松風Ⅱ