#154 親子三代ひとつテンヤで真鯛に挑む~外房大原の遊漁船・繁忙釣記~
千葉県・房総半島南端の洲崎(すのさき)から続く、外房と呼ばれる太平洋に面するエリアは、冬でも比較的温暖な気候で知られる。
房総半島の東部に位置するいすみ市大原は丘陵から海にのぞむ漁業の町だ。
この大原の港で親から子へとバトンを渡し、4代続く老舗の釣り宿が新幸丸。
マダイへのこだわりを代々受け継いで来た。
大船長は外房の海を知りつくす山口雄幸(ゆうこう)さん、74歳。
『ひとつテンヤ』はライトタックルを使ってマダイの強い引きを直に楽しむスタイル。オモリと針を一体化させて、ゲーム性を高めている。
親子三代にわたって、こだわる、ひとつテンヤのマダイ釣り。
千葉県、外房の海で進化した、その神髄に迫る。
放送日 2014年4月19日
○タックル
ロッド:2.3m新幸丸オリジナル
リール:中型スピニングリール
道糸:PE0.8号
リーダー:フロロ2.5号
カブラ:8号
フック:尖鋭カブラX
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#153 南予の釣り人、アジング熱中録 ~宇和海でアジと語らう~
南予(なんよ)宇和(うわ)海(かい)は豊後(ぶんご)水道(すいどう)の愛媛県側の海。黒潮の恵み豊かな魚の宝庫で、釣り人が憧れる名礁も多い。
湾内の防波堤も好釣り場だ。型の良いアジが釣れる場所として知られている。
四国屈指の海釣り天国をホームにする小島忠(こじまただし)さん。幼い頃から宇和海に親しんできた地元在住のアングラーだ。彼の情熱の矛先(ほこさき)はアジングに向かう。
ライトタックルのルアーフィッシングでアジを狙う人気のゲームだ。
ターゲットの動きを読み、疑似餌を喰わせる駆け引きが、この釣りの醍醐味。
豊穣の海で育ったアングラーをも夢中にさせるアジング。
魚と語らう、この釣りの魅力に迫る。
放送日 2014年4月12日
○タックル
ロッド:6.8ftアジング竿
リール:小型スピニングリール
メインライン:ポリエステル0.4号
リーダー:フロロ1号
ジグヘッド:アジ弾丸1.8g
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#152 春を告げる乗っ込みチヌを狙い撃つ~カセ釣り名人の高知県宿毛湾・黒鯛釣行~
黒潮の恩恵豊かな高知県宿毛湾は養殖が盛ん。今回はイケス周りをカセ釣りで楽しむ。
狙うのはチヌ。それも『年(とし)無(な)し』と呼ばれる年齢不詳の大物クロダイだ。
いまは浅場に魚が寄るノッコミのシーズン。産卵を控えて丸々太ったチヌを
ダンゴ釣りで攻略する。
喰わせるエサを寄せ餌(よせえ)で包(くる)み、魚を集める釣法で、肝(きも)となるのはダンゴ。
釣果を上げるには状況に合わせたエサの配合が欠かせない。
ダンゴ釣りの妙技を披露するのは正木(まさき)義則(よしのり)さん。
この時期の宿毛湾に10年以上通うチヌ釣りのベテラン釣り師だ。
食いが良くて大物も期待できるノッコミシーズン。
長閑な春の内湾を舞台に、カセ釣り名人が大物チヌを狙い撃つ!
放送日 2014年4月5日
○タックル
竿:158㎝チヌ筏竿
リール:チヌ専用片軸リール
道糸(とおし):フロロ2号
フック:ウルトラ競技チヌ 4号
竿:178㎝チヌ筏竿
リール:チヌ専用片軸リール
道糸(とおし):フロロ2.5号
シンカー:7号
フック:ウルトラ競技チヌ 4号
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#149 【PART2】赤系モンスターのX-Day~南紀の潮と月が誘う巨大アオリイカ~
温暖な気候で知られる和歌山県の南紀。生き物に優しい海には、季節を問わずたくさんの魚がやって来る。
真冬の凍てつく風も和らぐこの地に、春を待ち切れない釣り人が招き寄せられる。
この釣りパラダイスでアオリイカを狙うのは、岡隆之(おかたかゆき)さん。
南紀をホームにする浪速のアングラーだ。
海水温がまだ低いこの時期、大型のイカはほとんど期待出来ないと云われているが…。
黒潮の接岸と満月が重なればXデーが訪れるという。
それも3キロオーバーのビッグサイズ。エギンガーたちが敬意を込めて赤系モンスターと呼ぶ超大物だ。
黒潮と満月のパワーは南紀の海に潜む巨大なアオリイカに届くのか。
Xデーの条件は整った。
放送日 2014年3月15日
#148 【PART1】赤系モンスターのX-Day~南紀の潮と月が誘う巨大アオリイカ~
本州の最南端に位置する和歌山県南紀(なんき)潮(しおの)岬(みさき)。
水温が低いこの時期、大物は期待出来ないと云われているが、
暖かい黒潮の接岸と満月が重なれば、ビッグサイズが現れるという。
釣行で狙うのは、エギンガーたちが赤系モンスターと呼ぶ3キロオーバーのアオリイカ。舞台は、大型アオリイカの聖地として名高い南紀の海。
この時期、二つの条件が重なるときに現れるという超大物がターゲットだ。
エギンガーが期待を込めてX(えっくす)デーと呼ぶ、その日は来るのか。
闘いの行方を見届けよう。
放送日 2014年3月8日
○タックル
ロッド:7.10ft エギングロッド
リール:小型スピニングリール
メインライン:PE0.6号
リーダー:フロロ3号 2m
エギ:Draw4
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#147 信念のスロージギングで太刀魚に挑む~世界遺産を望む駿河湾焼津沖~
今回はスロージギングで挑む。ジグをゆったりと海中に漂わせてターゲットのバイトを誘う、スローピッチジャークとも呼ばれるスタイル。
従来のジギングに比べると身体の動きが楽で、体力の消耗は少ない。
問題はフッキング。フック性能が釣果に直結する釣りだ。
このメソッドを得意とする西本(にしもと)康生(やすお)さんが釣行の案内人。
海を愛し、釣りと関わりを持ちながら生きてきた。
スロージギングを武器に世界遺産を望む海と対峙する。
はたして駿河湾のタチウオは、信念の釣りに応えてくれるだろうか。
放送日 2014年3月1日
○タックル
ロッド:6.3フィート/3ozクラス ジギングロッド
リール:小型両軸リール
メインライン:PE0.8号
リーダー:フロロ20bl(2m)+30bl(1m)+60bl(1m)
フロントフック:JIGGER LIGHTホールド3/0
リアフック:太刀魚18号
ロッド:6.3フィート/4ozクラス ジギングロッド
リール:小型両軸リール
メインライン:PE1号
リーダー:フロロ20bl(2m)+30bl(1m)+60bl(1m)
フロントフック:JIGGER LIGHTホールド3/0
リアフック:太刀魚18号
#146 【Part2】若きロックフィッシャーのカリフォルニアドリーム ~国境の海を泳ぐ、未知の根魚に挑む~
舞台はアメリカ合衆国、カリフォルニア州サンディエゴ湾。
ターゲットは日本で馴染の薄いロックフィッシュだ。
未だ見ぬ根魚を求めて、東北に住む若きアングラーが海を渡った。
佐藤文紀さん。これまで日本各地で数々の釣行を重ねてきたが、海外は初挑戦となる。
ロックフィッシュゲームは、読みと誘いがカギ。ロッドに伝わる感覚を頼りに海底の形状を把握し、果敢に攻める釣りだ。
初日、キャプテン・ジェイミーのガイドでメキシコ国境に近いエリアで竿を下ろす。
ファーストヒットでターゲットのバードサンドバスをゲット。上々の出だしとなった。
確かな手応えを掴んだ佐藤さん。次なるターゲット、スポッテッドサンドバスを狙い撃つ。
ロックフィッシュゲーム・イン・サンディエゴ第2幕。若き名手のテクニックがカリフォルニアで冴えわたる。
放送日 2014年2月22日
○タックル
ロッド:8フィートEXHロックフィッシュ 専用ロッド
リール:小型両軸リール(ハイギア)
道糸:PE2号
リーダー:フロロカーボン20bl
フック:オーバーサイズフック 7/0
ロッド:7フィートLロックフィッシュ 専用ロッド
リール:中型スピニングリール(ハイギア)
道糸:PE1号
リーダー:フロロカーボン8bl
フック:カルティバ ROUND-11
ロッド:7フィート2インチEXHロックフィッシュ 専用ロッド
リール:小型両軸リール(ハイギア)
道糸:フロロカーボン16bl
オモリ:ブラスシンカー1oz
フック:ツイストロック 4/0
#145 【PART1】若きロックフィッシャーのカリフォルニアドリーム~国境の海を泳ぐ、未知の根魚に挑む~
アメリカ合衆国でも、メキシコに隣接するカリフォルニア州サンディエゴは特異な街だ。ウエストコーストとラテンアメリカの文化が融合したカジュアルでエキゾチックな雰囲気。
今回の釣りの舞台は、都会のベイエリア、サンディエゴ湾。
ここに、日本ではまだ馴染みの薄いロックフィッシュの対象魚が棲息している。
未知なるターゲットを求め、東北在住の若きアングラーが海を渡った。
佐藤文紀さん。これまで数々の根魚をハンティングしてきたが、海外での挑戦は今回が初めてとなる。
異国の海で狙うのは、バードサンドバスとスポッテッドサンドバス。
バスと言っても、ハタ科に属する根魚だ。
未だ見ぬターゲットを追い求めて、ロックフィシュゲームの若き名手がカリフォルニア州サンディエゴに渡る。
放送日 2014年2月15日
○タックル
ロッド:8フィートEXHロックフィッシュ 専用ロッド
リール:小型両軸リール(ハイギア)
道糸:PE2号
リーダー:フロロカーボン20bl
フック:オーバーサイズフック 7/0 他
#144 【PART2】北の釣り人、復興を願いカレイを釣る~震災から3年、冬のみちのく釣行~
東北の人々から希望の光を奪い去った大震災から三年。
遅々として進まない国の復興事業をよそに、東北の港町は、力強く歩き出していた。
塩竃港では、震災の三カ月後に遊漁船も復活していたという。
かつての豊かな海は戻っているのか。
狙いはカレイ。釣り(つ )味(あじ)も食味(しょくみ)も抜群の底物(そこもの)。今は乗(の)っ込みで、様々な種類が釣れる。
釣行の案内人は、菅原正さん。岩手県一関市在住の大工さんで、東北屈指の船釣り師だ。
初日に、菅原さんはカレイのみで五目という目標を掲げた。
釣果は4種類。惜しくも五目達成はならなかったが、東北の海が元気を取り戻していることを証明した。
みちのくカレイ釣行二日目。カレイの3枚掛けに挑む菅原さん。
最終目標は100枚。名手の腕前に期待しよう。
放送日 2014年2月8日
○タックル
竿: 1.65mカレイ専用ロッド
リール:小型両軸リール
オモリ: 40号
道糸:PE1.5号
フック:剣剛カレイ 12号




